蜜蜂と遠雷

遅ればせながら直木賞の「蜂蜜と遠雷」を読んだ。
ピアノコンクールをテーマとした文学。
まるで、音楽家が書いた様な心理描写。
あたかも、文学で音楽が表現出来てしまうがごとく。
更には演奏の描写が、芸術的感動と共感をもたらしている。
専門誌の音楽評論とは、遥かに次元が違う。
やはり、文学は芸術。評論は芸術ではない!
奏者の心理、葛藤、聴衆の動向、
新しい解釈に伝統と言う、隠れ蓑で拒絶を示す風潮、嫉妬。
一字一句、クラシック界の現状を知り尽くしているような文筆に驚嘆。
来週のフェスの本番を控えて、練習もしないで?
一気に読みきってしまった。
音楽に生きる者として
共感の多い痛快な感動作品に逢えて幸せなひと時だった。

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