使える楽器の選び方

上級の門下が楽器選びで悩んでいた。
彼は多くの楽器遍歴をたどっています。
総額は数百万は行っている感じです。
楽器は恋愛と似ていて、本人が惚れ込まなければ不幸なわけで!!

舞台演奏を前提とする上級者への選択アドヴァイスです。
(ただし、初心者の場合は、先生に選んでもらうのが無難です。)
1、楽器の相性は第一印象が殆ど正解です。
初めの一分で好きになれない楽器は永遠にNGです。
30分程弾き込まないと鳴らない楽器?は、論外。
2、努力して良い所を探す姿勢は試奏にはなりません。
それは無意識にその楽器に妥協しようとしている状況?
3、当然ながら弾きやすく疲れない楽器。①弦が素直に甘い音が出る事が好ましい。
硬い音はタッチで簡単に出せますが、甘い音は楽器の本来の傾向に左右される。
ギターの命は音ですから!弾き込めば甘くなる?なら、初めから甘い方が有利です。
4、当然、自分の好みの音が出し易い事!
5、評判(ブランド志向)を鵜呑みにしない(これが一番、日本人は難しそう?)
演奏用ではなく、コレクションとしてなら、骨董品と同じで音量も、音質もどうでも良いのですね?
ブランド所有による満足感も幸せの価値観で自由ですが!
舞台では、音、表現力が勝負。演奏を聞かせるのですから!
裸の王様になったら、損しますよ!!
僕の遠い思い出、、、
大人になるまで杉の10万(1970年ごろ)の国産手工楽器を大事に使っていました。
そして、二十歳になって、プロを目指したので国産の当時、一番高い上級ブランドの松のギターを購入。
正直、今までの杉の方が明らかに鳴る感じでした。それこそ、杉は近鳴り?なんて言われました。
世の中、松神話?で?自分が未熟だからだと言い聞かせていました。
その二年後初めて、舶来のギターを購入。
ラミレスを買いに行ったのですが、
楽器屋(倒産しましたが)にラミレスは「駄目です!!」なんて
洗脳?されて松の弾き難い楽器を購入して「」しまいました。
今思えば、僕のその印象は正解で。はずれでした!!
毎日が不愉快?な格闘の試練の日々でした(笑)
その後、多くの楽器遍歴を経て、
つまり沢山、失敗しました。
多くの体験から音の判別、楽器の選定にも自信がつきました。
だから今の愛器(心からそう言える)に巡り会えたのですね。。

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